エブリイ25万キロ整備
はじめに
こんにちは。山梨カーゴと申します。スズキの軽バン、エブリイ(DA17V)で、山梨県内から全国各地へ、緊急配送を含む様々な荷物を運んでいます。保有車両は走行距離25万kmを超えておりますが、大きなトラブルなく稼働を続けております。このHPでは、仕事で使うからには、絶対に止めない、安全第一で、そして経済的に運用、といった運送業の視点で、軽バンのメンテについて書かかせていただきました。10年25万キロ走ってわかったDA17のノウハウや経験が、皆さまの軽バンDA17ライフの参考になれば幸いです。※商品リンクは、実際に私が使っているものを、amazonアソシエイトプログラムを利用して紹介をしています。
止まらないための予防整備
運送にとって、車両トラブルはそのまま「信頼損失」に直結します。特に緊急配送では、時間厳守が絶対。だからこそ、現場で止まることがないよう、徹底した予防整備を心がけています。定期的に行っている点検や、交換時期を前倒しにしている消耗品、さらには走行距離に応じた主要部品のチェックポイントについて、具体的な経験を交えて解説。
燃費・維持費を意識する
毎日の運行において、コスト(燃費・維持費)はビジネス上、重要な要素です。25万km以上を走りながらも、「できるだけ低コスト」を実現するためにやっていることをご紹介。
長距離を快適に
仕事での長距離運送は疲れを感じさせずに快適に乗り続けるための工夫は欠かせません。これらは単に乗り心地を良くするだけでなく、疲労軽減による安全運転にも繋がります。
見た目も「信頼」に直結
プロの運送者にとって、車両の清潔さは「信頼」を形にする重要な要素です。常にピカピカに磨かれた車両は、お客様に「このドライバーは荷物を丁寧に扱ってくれる」「細部まで気を配るプロだ」という安心感を与えます。これは、単に見た目の問題ではなく、荷物を丁寧に運ぶ態度や、安全運転への意識の表れでもあります。車両全体を「身なり」を整えるプロのこだわりをお伝えします。
基本車両スペック
私が運送の現場で使っているのはスズキ・エブリイ(DA17V)です。一癖あると言われているAGS(オートギヤシフト)ですが、燃費やパワーと言った面で非常に気に入っており、また4WDの組み合わせは、山間部の悪路や冬場の雪道での走破性を高めてくれ、頼れる経済性と走行性を両立させてくれています。
年式 | 2015年 |
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型式 | DA17V |
グレード | PC |
エンジン | R06A |
トランスミッション | 5速AGS |
駆動方式 | パートタイム4WD |
現在の走行距離 | 260,000km(2025年6月時点) |
主な用途 | 軽貨物運送(緊急配送・チャーター) |