エブリイエアコンコンプレッサのシム調整
暑い日にエアコンが効かなくなったら
エアコンのコンプレッサーは、マグネットクラッチのオンオフによって制御されています。マグネットクラッチが摩耗すると、そこに隙間(ギャップ)が生じ、徐々に広がっていき、繋がりにくくなります。症状としては、エンジンルーム内が高温になる暑い日に長距離を走行するとエアコンが効かなくなります。熱膨張によってこのギャップがさらに広がり、マグネットクラッチが接続されなくなるためです。このような症状が出た場合、ギャップを調整しているワッシャー(シム)を抜くことで、ギャップを狭くすることができます。作業は比較的簡単で、10ミリのソケットとプーリーを固定する工具(オイルフィルターレンチで代用可)があれば行えます。